瑞巌寺の臥竜梅

県指定 記念物 天然記念物(松島町) 

瑞巌寺本堂前庭中門より入り右側に紅梅、左側に白梅の2本がある。
紅梅は高さは8m、枝張り、東西9.6m、南北10m、根元の周囲は2.3mあり、地上1.8mで東西の二支幹に分かれ斜上している。
白梅は高さ6m、根元の周囲は1.5mあり、西より0.56m、0.37m、0.36m、0.23m、0.12mの5株と他に数個の小株がある。
このウメは、伊達政宗が朝鮮から持ち帰り、慶長14年(1609年)の瑞巌寺上棟の祝いに植えさせたものの後継と伝えられる。
いずれも4月中旬から下旬にかけて八重咲きの花が開花し、紅梅は華麗、白梅は清楚で、ふくいくたる薫香を放つ。
なお、根元を中心に紅梅は敷地約95平方メートル、白梅は敷地154平方メートルもあわせて指定された。
樹種 ウメ
学名 PrunusmuneSieb.etZucc