五大堂(国重要文化財)

 

松島のシンボル・五大堂は、大同2年(807年)、坂上田村麻呂が東征のおり、毘沙門堂を建立したのが最初。
後に、慈覚大師が延福寺(瑞巌寺の前身)を開いた際、大聖不動明王を中心に、左右降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の五大明王像を安置したことから、五大堂と呼ばれています。
現在の建物は、伊達政宗が再建したもので桃山式建築手法の粋をつくして完工したものです。
伝説では、慈覚大師が五大明王を安置したところ、田村麻呂が祀った毘沙門天は光を発して沖合の小島に飛び去り、その島は毘沙門島といわれるようになったそうです。
■松島海岸駅から徒歩8分
■交通アクセス

透橋(すかしばし) 

 

透橋は橋桁の間が空いており、上から下の波が透かして見えるので透橋といいます。
これは、昔は松の丸太だけの橋でとても不便であったために、板を使用して作られたといわれています。